早い。うまい。腹いっぱい。
畑からとれたばかりの
新鮮なキャベツを千切りにし、
缶詰の鯖をのっけただけの無骨メシ。


群馬県の西北端に位置する高原地帯「嬬恋村」。浅間山の噴火でできた火山灰土の腐食土壌と高原特有の朝露に育まれたキャベツは甘くて柔らかい。この村でキャベツの共同栽培が最初に行われたのは1929年。有志の農民が原野を切り開き、畑を耕し、水源を確保し、道を作り、がむしゃらにキャベツを生産したところからその歴史は始まった。それから80余年。嬬恋村は現在では年間1億5000玉以上のキャベツを食卓に届ける日本一のキャベツ産地に成長した。


早朝1:00から始まる過酷な農作業。




多忙極まる農家の腹を満たすのは、畑からとれたばかりの新鮮なキャベツを千切りにし、缶詰の鯖をのせただけの無骨な農家メシ。お気に入りの調味料をかけるだけで「早い・うまい・腹いっぱい」。嬬恋村では「味噌煮派」と「水煮派」の2大派閥ができるほど広く親しまれている。
動画本編
日常では絶対に見られない農業の魅力、農家の素顔がここにあります。